やり投げ女子日本代表の北口榛花選手、パリオリンピックでも金メダルの期待が寄せられています。
そんな北口榛花選手の学歴(出身高校・大学)、また経歴を深堀してみたいと思います。
また、子供の頃からバドミントンや水泳で数々の記録も残しており、規格外の運動神経に圧倒されます。
今回は、北口榛花の経歴&学歴(高校・大学)!バドミントンに水泳・規格外の運動神経!と題してお伝えさせていただきますのでご覧ください。
北口榛花のプロフィール!身長や体重!
- 名前:北口 榛花(きたぐち はるか)
- 生年月日:1998年3月16日
- 年齢:26歳(2024年)
- 身長:179㎝
- 体重:86㎏
- 競技:やり投げ
- 所属:JAL
- 出身地:北海道旭川市
北口榛花選手は2023年8月に行われた世界選手権大会やり投げ競技、決勝の最終投てきで66.73mを投げ、
を獲得され注目が集まりましたね。
明るく楽しい北口選手の好感度は抜群です。
そして、身長179㎝、体重86㎏と恵まれた体格で投げるダイナミックさには惚れ惚れします。
そんな北口榛花選手のルーツは経歴でお伝えさせていただきます。
では、まず学歴から見ていきましょう。
北口榛花の学歴!
では北口榛花選手の学歴を小学校から見てみましょう。
出身小学校は北海道教育大学附属旭川小学校!
北口榛花選手の出身小学校は、
です。
北海道教育大学附属なので国立の学校になります。
中学へは内部進学で進まれる生徒が多いということ。
出身中学校は北海道教育大学附属旭川中学校!
北口榛花選手の出身中学校は、
です。
北海道教育大学附属旭川中学校の偏差値は60です。
口コミではクラスに数人は偏差値70超えの生徒もいるようで、高校は進学校へ進む生徒が多いということです。
北口榛花選手も進学校へ進まれています。
出身高校は北海道旭川東高等学校!
北口榛花選手のの出身高校は、
です。
北海道旭川東高等学校の偏差値は66で、北海道でも有数の公立進学校です。
北口榛花選手は陸上部に入っていますが、特に陸上の強豪校ではなかったといいます。
それでもやり投げを初めて1年でインターハイに出場し、そして高校日本一にまで上り詰めたのですからすごい身体能力です。
詳しくは経歴で後述致します。
出身大学は日本大学!
北口榛花選手の出身大学は、
です。
北口榛花選手は日本大学に進学された理由は、男子はインカレ総合優勝争い常連チームですが女子のトップ選手がほとんど所属していないからだといいます。
男子の中で練習していくことで、自分より強い選手と練習でき、それが感覚や意識的にも女子レベルではなくなるだろうということ。
この時すでに、世界だけを見ていたということですね。
北口榛花の経歴!バドミントンに水泳・規格外の運動神経!
北口榛花選手は北海道旭川市で生まれます。
- 父:北口幸平さん・パティシエ
- 母:北口規子さん・元バスケットボール選手
- 長女:北口榛花選手
3人家族です。
北口榛花選手の日本人離れした体格のルーツはお母さんなんでしょうね。
北口榛花選手の小学校でバドミントンの全国大会へ!
北口榛花選手は3歳の頃からスイミングスクールに通い始めます。
そのほかにも、体操スクールや英会話、塾、ピアノと好奇心盛んな幼少期を過ごしているんです。
これは、北口選手の幼少期がとても元気な女の子だったことが伺えますね。
そして、小学校に入ってからは水泳と並行してバドミントンも始め、小学6年生の時には全国大会にも出場し団体優勝しています。
この時、すでに身長は170㎝あったそうで、身体能力も同じ小学生の中でも規格外だったのではと思われます。
そして実はバスケットボールにも挑戦しているのですが、お母さんに「才能がない」といわれたそうですよ。
中学では競泳に力を入れた!
北口選手は中学校ではバドミントン部に所属しています。
ですが、競泳も並行して行っており、どちらかというと競泳に力を入れていたそう。
そして、
しています。
この中学の時点でもバドミントンと競泳にも取り組み、これがやり投げに生きているといいます。
- 競泳:肩甲骨の柔軟性と可動域の広さ
- バドミントン:ラケットを振る腕の軌道
など、北口選手自身が感じているということです。
旭川東高校に進学!やり投げと出会う!
高校に進学した北口選手は、バドミントンをやめ競泳で全国大会を目指していました。
しかし、そこで陸上部の顧問・松橋先生に『陸上ならインターハイに行ける』と誘われます。
当初は断っていたそうですが、競泳も続けていいという条件で陸上をやってみることにしました。
どうして陸上部の松橋先生が北口選手に声をかけたのかというと、中学のバドミントン部のひとつ上の先輩が陸上部のマネージャーをしていたらしく、
と、松橋先生に話したことがきっかけだったそうです。
そして、やり投げを始めてインターハイ予選で45m25を投げ北海道で優勝しインターハイへ。
秋には日本ユース選手権で高1歴代2位タイとなる49m31で3位に入ります。
この時、北口選手は、
「これなら日本一になれるかも」
と次第にやり投げに気持ちが傾き、やり投げの道に進むことを決めたということです。
この日本ユースのあと北口選手は、競泳を辞める決断をしています。
高校2年で全国優勝!「ダイヤモンドアスリート」に!
高校2年になると、インターハイ・日本ユース・国体と優勝し三冠を達成。
2015年1月には、2020年東京オリンピックやその後の大会での活躍が期待される次世代競技者『ダイヤモンドアスリート』の第1期生に認定されました。
高校3年で世界の頂点に!
2015年、高校3年の7月、女子主将として出場した第9回世界ユース陸上競技選手権大会(世界ユース)で60m35を投げて優勝。
初めてやりを手にして、わずか2年で世界の頂点に立ちました。
幼いころから始めた水泳、小学校から始めたバドミントン、すべてがこの瞬間のためだったのかなと思わせてくれますね。
そして、順調に世界に向けて進んでいくのかと思われましたが、大学に入って大きな試練が待ち受けていました。
日本大学で試練が!
北口選手は日本大学に入ってからも順調に成長していくのですが、大学2年の時に師事していたコーチが辞職しまったんです。
大学2年生からコーチがいなくなって、私の中でまだやり投がどういうものか、理解していないまま1人になってしまったんです。何をしたらいいのか分からなくて…
自分でどう修正すればいいかわからないまま投げ続けていました。
これには、北口選手も参ってしまったんですね。
しかし、それを見ていた大学の先輩が自分の練習後に見てくれたんだそう。
これには、現役アスリートでもある先輩たちに負担をかけ続けたくないという思いも強かったといいます。
大学3年の2018年の日本陸上選手権では49m58の12位で予選落ちしてしまい、
このままじゃ本当にダメになってしまう。自分でなんとかしなくちゃ
という思い、そして自己記録が更新できない現状にも悩んでいたと言います。
それでも、上半身に頼りきりだった投げ方に対して下半身強化を練習に盛り込むなど、自分自身で前へ進もうと必死でした。
そして、国際的にもトップクラスのコーチに頼ることを決断します。
この時のことを、高校の恩師である松橋先生は、
「北口は毎日見てくれるコーチがいなくても、ちゃんとやらなければいけない、ということをまず決めたのだと思う。大学2年、3年とうまくいかないことが続き、自立することが大前提だという考えをまず持ったと思います。それでもひとりでやっていくのでは難しい部分があると判断し、世界トップクラスの技術やトレーニングなどの部分をチェコのコーチに頼る形で行ったのでしょう」
引用:Sportiva
チェコのデイビッド・セケラック氏にコーチを頼み込む!
2018年11月、北口榛花選手はフィンランドで開催されたやり投げの国際会議に参加。
そこで、やり投げ強豪国のチェコのデイビッド・セケラック氏にその場で動画を見てもらいアドバイスをもらったそうです。
「いろいろ話をする中で『実は今、コーチがいないんです』と伝えたら、『東京オリンピックでメダルを獲りたいんじゃないの? もっと遠くまで投げたいでしょ?』と。『もちろんです』と答えると同時に、今このタイミングで練習を見てほしいとお願いしたら受けてくれそうな感じがしたので、思い切って聞いたら『いいよ』と言ってくれました。すぐに名刺を交換して、日本に帰ってきてからメールを送りまくって(笑)、まずは(2019年)2月に1か月間、チェコで一緒に練習させていただきました」
引用:GROWING
北口選手の行動力の凄さがわかりますね。
しかし、セケラック氏はチェコ代表のジュニア部門のコーチで、まだ無名のコーチ。
それでも、北口選手としては基本が学びたかったという理由もありセケラック氏に頼み込んだということです。
セケラック氏は
と語っておられ、チェコでの言葉や食事、ほかの選手とはうまくやっていけるかなど心配事もよぎったそうですが、北口選手の持ち前のエネルギーに希望を託したということです。
その後、北口選手はチェコを拠点に技術を高め、2022年世界選手権では日本の陸上女子フィールド種目でオリンピック・世界選手権で史上初となる銅メダルを獲得しました。
2023年世界陸上で金メダル!
そして、チェコを拠点に練習し、その集大成が2023年の世界陸上ですね。
5投目を投げて北口選手は63mで3位につけていました。
そして最後の6投目。
北口選手が助走路に足を進めるとコーチは観客席に手拍手を求め、観客に後押しをお願いし最終投てきを見守ります。
そしてスタジアムが北口選手助走に手拍子を合わせ、北口選手が最後の6投目を投げ切りました。
結果は、
に輝きました。
これは感動的でしたね。
セケラックコーチも思わず飛び上がってガッツポーズです。
出会って5年で勝ち取った金メダル、感動でしたね。
この大会では、やり投げ強豪国のチェコの選手が決勝に進めなかったんです。
なので、チェコ人はみんな揃って北口選手を応援していたそうです。
北口榛花選手は努力努力の選手ですね。
応援したくなります。
パリオリンピックでは、セケラックコーチが日本のコーチとして参加しています。
結果が待ち遠しいですね。
北口榛花のwiki経歴&学歴(高校・大学)!バドミントンに水泳・規格外の運動神経!まとめ!
今回は、北口榛花の経歴&学歴(高校・大学)!バドミントンに水泳・規格外の運動神経!と題してお伝えさせていただきました。
北口榛花選手って持って生まれた才能と努力でここまでのし上がってきたんですね。
パリオリンピックでの活躍に期待です!
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