大相撲で「令和の怪物」と言われる白桜鵬。
2023年の新入幕の7月場所では11勝4敗の大活躍し話題になりましたね。
現在20歳の伯桜鵬の学歴(出身高校・大学)、また経歴について深堀したいと思います。
また、四股名「伯桜鵬」の由来も気になるところです。
ということで今回は、伯桜鵬のwiki経歴&学歴(出身高校・大学)!四股名の由来についても!と題してお伝えさせていただきますのでご覧ください。
伯桜鵬・wiki風プロフィール!四股名の由来!
- 四股名:伯桜鵬 哲也(はくおうほう てつや)
- 本名:落合 哲也(おちあい てつや)
- 生年月日:2003年8月22日
- 年齢:20歳(2023年)
- 身長:181㎝
- 体重:153㎏
- BMI:46.7
- 最高位:前頭9枚目
- 所属部屋:宮城野部屋
- 出身地:鳥取県倉吉市
現在(2024年7月)、東十両十三枚目の伯桜鵬。
2023年の新入幕の7月には、11勝4敗という好成績で優勝争いにも食い込み、
「令和の怪物」と呼ばれる才覚を遺憾なく発揮しました。
しかし、2023年7月末から「左肩関節亜脱臼」で夏巡業を全休し8月31日には都内の病院で手術を受け、年内復帰は絶望的とも言われました。
そんな状態でも伯桜鵬は、
「(番付が)どこまで落ちてもいいと思っている。幕内にいることが目標ではない。自分の夢に向かって手術すると決めた。今よりも強くなって帰ってくる」
引用:日刊スポーツ
と力強く語るなど、精神的な強さが際立ちます。
伯桜鵬 四股名の由来!
伯桜鵬は2023年5月場所の四股名は「落合」、番付は西十両8枚目で十両優勝は逃しましたが、14勝1敗という好成績。
その成績が評価され、7月場所の新入幕が決定。
5月場所の宮城野部屋の千秋楽パーティーで7月場所から四股名を「伯桜鵬」に改名しました。
では「伯桜鵬」という四股名の由来を見てみましょう。
伯桜鵬の「伯」
伯桜鵬の「伯」という文字は、出身地である鳥取県倉吉市を含んだ地域に関係しています。
この地域は古くから「伯耆国(ほうきのくに)」と呼ばれており、その一文字の「伯」を四股名にちなみました。
地元の人も応援に力が入りそうですね。
伯桜鵬の「桜」
伯桜鵬の「桜」は、小学生時代に出場した大会「桜ずもう」の「桜」を四股名にちなみました。
この「桜ずもう」は、鳥取県倉吉市出身の元横綱「琴櫻」をたたえて行われています。
伯桜鵬は、小学校1年からサッカーをやっていましたが、この大会に小学4年で出場し優勝したのがきっかけで本格的に相撲を始めたということです。
伯桜鵬の「鵬」
伯桜鵬の「鵬」ですが、これはもうわかりますね。
師匠の宮城野親方の現役時代の四股名「白鵬」から「鵬」という字をもらったんですね。
伯桜鵬は子供の頃から白鵬に憧れていたそうで、改名前には、
「『鵬』という文字をいただきたいという思いは強いです」
と語っています。
「伯桜鵬」という四股名には、
が詰まっていたんですね。
伯桜鵬の学歴(出身中学・高校・大学)!
それでは、伯桜鵬の学歴を見てみていきましょう。
伯桜鵬の出身中学!
伯桜鵬の出身中学は、
鳥取市立西中学校
です。
伯桜鵬は小学4年生から本格的に相撲を始めています。
中学は地元鳥取県倉吉市を離れ、相撲強豪校である鳥取県鳥取市にある鳥取市立西中学校に入学。
中学時代、3年生の時に『白鳳杯』で優勝しています。
伯桜鵬の学歴!出身高校!
伯桜鵬の出身高校は、
鳥取城北高等学校
です.
鳥取城北高等学校の偏差値は40~61です。
これは、学科により変わってくるようで、
- 普通科志学コース(61)
- 普通科研志コース(43)
- 普通科スポーツ科学コース(40)
ということです。
伯桜鵬は普通科スポーツ科学コースなのではないかと推測します。
相撲では、伯桜鵬は高校2・3年と2年連続で
しています。
そして、日本選手権ではベスト8に入り三段目付出資格を得ています。
伯桜鵬の学歴!出身大学!
伯桜鵬の出身大学についてなのですが、伯桜鵬は大学には進学していません。
高校卒業後は、父親の会社である「有限会社野田組」に所属し、実業団相撲へ。
また、右肩も悪かったようでプロ入りはせず、右肩の治療を受け相撲浪人したということです。
しっかりと、けがを治すことに専念したようです。
それでも、
しています。
凄い逸材ということがわかりますね。
伯桜鵬の経歴!
それでは、伯桜鵬の経歴を見てみましょう。
学歴の時にも少しお伝えしたこともまとめてお伝えさせていただきます。
伯桜鵬の小・中学生時代!
伯桜鵬は小学1年~4年生までは、FCカミノ(倉吉市)に所属してGKとFWを務めています。
当時から、身体能力の高さは注目されていたそうで、同じチームでプレーしていたサッカーJ3ガイナーレ鳥取のGK糸原紘史郎さんは、伯桜鵬の子供の頃を、
「セービングの技術があり動きも速かった。サッカーを続けていたら前線で攻撃の起点を担うFWになったと思う」
引用:日本海新聞
と語っておられます。
そして、小学4年で出場した相撲大会「桜ずもう」で優勝.
相撲に本格的に向き合うことになります。
しかし、鳥取県に遠征に来た同世代のわんぱく相撲チャンピオンに吹っ飛ばされて、逃げまわったことがあったそう。
また、中学時代には、本格的な稽古で相手にぶつかられ、『ゴーン』という音とともに、頭に大きな衝撃を受けたそうなんです。
その時は恐怖で身体がフリーズしてしまったそう。
それでも、中学3年で少年相撲の親善大会『白鵬杯』で優勝しています。
日々の稽古で根性がどんどんついていったんでしょうね。
伯桜鵬の高校時代!
学歴でもお伝えしましたが、伯桜鵬は高校2年3年と2年連続で高校生横綱に輝いています。
この時には、身長180㎝/体重150㎏と体格にも恵まれ、持って生まれた身体能力もあわせた力士に成長しています。
この時には、伯桜鵬は「すぐにでもプロにいきたい」と意気込みを語っていました。
また、この大きな体格のわりに足も速かったそうで、50m6.7秒で走っていたそうです。
さすがに長距離は苦手だったそう。
そして、アマチュア日本一を決める
に入っています。
高校生がベスト8入りするのは11年ぶりなんだそうです。
早くプロの世界に行きたかったでしょうね。
伯桜鵬 高校卒業後実業団に!
伯桜鵬は、すぐにプロになりたい思いもあったようですが、もともと脱臼癖があり、そのうえ激しい立ち合いなどで右肩は限界状態だったそう。
なので、プロの道には進まず、父の会社に所属し相撲浪人しながら治療に専念しています。
「不安な気持ちがある中で、中途半端な気持ちでプロには行けない。時間をかけてでもしっかりと自分の体を治して、さらに強くなってからプロに行こうと思っています」
それでも、高校を卒業した2022年、全日本実業団相撲選手権で優勝し実業団横綱に輝いています。
そのままプロの世界に入っていたら、右肩はもっと悪化していたかもしれません。
とてもいい判断だったと感じます。
伯桜鵬 大相撲の世界へ!
伯桜鵬は実業団で優勝したのち、宮城野親方(元横綱・白鵬)の誘いで宮城野部屋へ入門することとなります。
そして、2022年12月1日、日本相撲協会理事会で幕下15枚目格付出での入門が承認されました。
入門当初は、四股名は「落合」と本名でした。
伯桜鵬(落合) 初土俵!
伯桜鵬の初土俵は、2023年1月場所です。
初戦であるデビュー戦は相手が休場したため不戦勝となり、これが最初の白星となります。
そして7日目には、4勝し勝ち越しを決め、13日目まで負けなしの
を決めました。
これは、史上2人目の快挙になりました。
伯桜鵬 十両昇進!
2023年1月25日、伯桜鵬(落合)は、1月場所の成績が認められ、
します。
過去幕下15枚目格付出制度が出来てからは、6力士が2場所で十両昇進していたのが昇進記録でした。
ですが、伯桜鵬(落合)はそれらを上回る史上最速昇進記録を更新したんです。
凄いことです。
伯桜鵬 3月場所!
伯桜鵬(落合)は、3月場所も最初は順調で7日目の時点で6勝1敗。
この時点で左ひじの違和感があったようですが、
を上げました。
幕下から十両になるとレベルも変わってきます。
そんな、初の十両で臨んだ3月場所の感想は、
「全てが勉強になりました」
と、伯桜鵬は語っています。
伯桜鵬 5月場所!
5月場所では、伯桜鵬(落合)は西十両8枚目となり、成績も
ただこの5月場所は、豪ノ山も14勝1敗であったため、優勝決定戦を行うも敗れ、惜しくも優勝を逃してしまいました。
この時のコメントは、
「自分の方が豪ノ山関よりも弱い。それだけだと思うんです」
と、悔しさを押し殺した語りでした。
それでも、この好成績により、昭和以降2例目となる初土俵から3場所での新入幕が確実となりました。
そしてこの5月場所の千秋楽後、
されました。
伯桜鵬 7月場所!
伯桜鵬の7月場所は11日目で勝ち越しが決定。
そしてなにより嬉しい取り組みがあったんです。
それは11日目の高安戦。
師匠である宮城野親方が現役の頃に戦ったことのある相手だったからです。
と、嬉しさを語っており、もしかすると心が勇み立ち武者震いしていたかもしれませんね。
この7月場所で凄かったのは、千秋楽で11勝3敗で豊昇龍、北勝富士と優勝争いに残っていたんです。
もし優勝すると109年ぶりの新入幕優勝だったのですが、千秋楽で豊昇龍に敗れ優勝は成りませんでした。
しかし、この活躍ぶりはまさに「令和の怪物」と呼ばれるに相応しいですね。
伯桜鵬 左肩手術で9月場所休場!
伯桜鵬は、2023年8月31日左肩の手術を受け、9月場所の休場を発表。
8月の夏巡業時には、左肩亜脱臼で全休しており心配されていました。
なので、手術前は伯桜鵬も手術をためらっていたようですが、親方の意見は、
「左肩は中学時代から悪かったらしい。それでも幕内までは順調に来たこともあり、本人も手術にためらいがあるようです。ただ、このままでは本場所はもちろん、稽古にも支障が出る。ベテラン力士ならだましだまし相撲を取るのもアリですが、伯桜鵬は大関や横綱も目指せる新鋭。先々を考えれば一時的に番付が落ちても、9月場所を休場して手術に踏み切ってもいいのではないか」
引用:日刊現代
そして、親方の助言が決心につながったのでしょう。
手術を行い伯桜鵬は、
「(番付が)どこまで落ちてもいいと思っている。幕内にいることが目標ではない。自分の夢に向かって手術すると決めた。今よりも強くなって帰ってくる」
と、力強く語っています。
そして11月場所も全休することに。
令和6年 1月場所復帰!
昨年8月の手術から5か月、3場所ぶりの復帰に向け1月4日から相撲を取る実践的な稽古を再開します。
そして、場所直前の1月12日に初場所復帰を決定。
この場所では6勝1敗の成績でしたが、伯桜鵬自身の自己評価で「相撲内容は0点」と、7戦全勝が目標だったと自分に厳しい評価をしました。
3月場所で十両復帰!
そして、3月場所では十両十三枚目と再び関取として挑むことに。
成績は8勝7敗で勝ち越し!
「全員勝ちたい気持ちで戦ってると思う。自分も準備してやってるが、勝つことも負けることもある。15日間戦いきって8勝7敗。それだけだと思います」
15日間相撲を取り切ることができたことは、白桜鵬にとっては大きな成果だったことでしょうね。
5月場所でコロナ感染!
西十両八枚目で迎えた5月場所。
中日で白桜鵬はコロナ感染し休場することになりますが、ここまで3勝だったため幕下陥落が確定的となるため13日目から再出場。
そして5勝6敗4休とし、十両残留となりました。
今後の活躍に期待が高まります!
伯桜鵬のwiki経歴&学歴(出身高校・大学)!四股名の由来についても!まとめ!
今回は、伯桜鵬のwiki経歴&学歴(出身高校・大学)!四股名の由来についても!と題してお伝えさせていただきました。
伯桜鵬って、相撲のために生まれてきたような人物ですね。
ケガに苦しみましたが今後の活躍に期待したいですね。
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